1.青葉会のミッション
社会福祉法人青葉会は、自閉症や知的障がいのある方たちの生活を支援する法人として、2002年のNPO法人設立を経て2013年に千葉県柏市に設立されました。行政や、市民、地域の方々、ご家族に支えられて、児童の療育・放課後活動支援、成人の日中活動として作業支援・就労支援・余暇支援、夜間支援としてグループホーム・短期入所、さらに居宅介護・移動支援や、さまざまなご相談におこたえしてきています。
青葉会は、アスペルガーの方から、重篤な障がいのある子どもから大人まで支援に切れ目なく、生まれ育った街で豊かなシティ・ライフの保証を目指すとともに、関わる職員のやりがいを支え、ご家族の支援をすることを目標として、次のミッションで取り組んでいます。
- アスペルガーの方から強度行動障がい者等、重篤な障がいのある方まで全ての利用者のライフステージを通じて、地域生活を保障し、尊厳と権利を擁護した活動を推進
- 利用者に対して、ご家族と共同して、本人主体の支援を推進
- グループホームの利用者に対して、家庭生活を提供し、ご家族が暮らす街で生涯にわたる支援を提供
- 利用者のご家族を支え、家族に支えられる事業運営を推進
- 情報の公開、外部評価の導入により、開かれた事業運営を推進
- 地域と密着した活動を通じてまちづくりに貢献
- 働く職員のやりがいを支え、法人一丸となって常にチャレンジングな姿勢で新たな社会福祉を切り拓く
2.切れ目のない支援
青葉会が指向する支援は、地域相談支援センター シャル(柏市基幹相談支援センター)を相談支援の軸に据えて、ミッションを実現するためのライフステージごとの切れ目のない支援です。一つはステージからステージへの切れ目のないつながりであり、さらに一つは同じステージにおける支援の拡がりです。
ミッションを実現するために、青葉会では、WITH US拠点、あおば拠点、柏市北部拠点及び柏市南部拠点の4つの支援拠点を置き、それぞれの支援拠点がそれぞれの地域で特徴を出しあって活動を進めています。
3.地域生活を推進するドライビングフォース
地域福祉といった視点から見ると、地域コミュニティとの関りとまちづくりの視点が重要です。また、障がい者の支援といった視点では、法人全体の強力なチーム力に加えて、関わる法人間のネットワークにより幾重もの支援の輪を構築していくことで、地域のフォーマル・インフォーマルなネットワークが形成されます。こういった有機的に連携したチーム力が地域生活を推進するドライビングフォースになると考えて取り組んでいます。
シンボルマークについて
厳正なる選考の結果、37件の応募の中から濱口温男さんのシンボルマークに決定しました。(平成26年度より)
作者:濱口温男さん
シンボルマークは、青葉会の「A」をモチーフに、職員の思いやりの「心」や両手で包み込むイメージで、支援、サポートする想いを緑で表現。お互いの信頼の中で作り出される笑顔や相互の心の結びつきをハート型で表現し、青葉会の基本理念のもとに、支援活動を親しみやすく表現しています。